
50代夫婦2人の食費、うちって多いの?



最近ちょっと使いすぎかも…。
物価も上がってるし、食費が気になってきますよね。
そのまま放っておくと、家計にじわじわ響いてくるかもしれません。
そこで、今回は50代夫婦2人の食費平均や節約のコツについて紹介します!
- 平均食費が分かる
- ムダな出費の原因
- 今すぐできる節約法
50代夫婦2人の食費の平均はいくら?
全国平均の食費データや外食・自炊の比率、他の世帯構成との比較を紹介します。
家計の見直しは、まず現状を知ることから。
「今の自分たちの食費が高いのかどうか?」
を見直すきっかけにしてみてくださいね。
全国平均の月の食費
「うちって多いのかな?」と感じたら、まずは全国平均をチェック。
総務省の家計調査によると、50代夫婦2人世帯の食費の全国平均は、1か月あたり「約6万8,000円」です。
この中には外食やお菓子なども含まれています。
地域やライフスタイルによって多少の差はありますが、おおよその目安になります。
自炊中心の家庭は月5〜6万円前後に収まることもありますが、外食やコンビニ利用が多い家庭では月8万円を超えるケースも珍しくありません。
食費が7万円を大きく超えているなら、節約の余地があるかもしれません。
外食と自炊の割合
節約のカギは「自炊の割合」にあります。
平均的な50代夫婦の1か月の食費のうち、外食費は約1万2,000円〜1万5,000円程度といわれています。
これは食費全体の15〜20%ほどにあたります。
平日は自炊でも、週末の外食が毎週の楽しみという家庭もあるでしょう。
1回の外食で3,000円使えば、それが月4回で1万2,000円に。
これに昼の外食やテイクアウトが加わると、あっという間に2万円超えです。
外食をゼロにするのは難しくても、頻度や使い方を工夫するだけで食費は大きく変わります。
世帯人数別の比較
「うち2人なのに、なぜこんなに食費がかかるの?」
という疑問もよく聞きます。
実は世帯人数が多いほど1人あたりの食費は安くなる傾向があります。
4人家族では月10万円かかっても、1人あたり約2万5,000円。
2人暮らしで月7万円かかれば、1人あたり3万5,000円です。
ただし買い物や調理の手間はあまり変わらないため、少人数ほど割高になるのは自然なこと。
だからこそ「人数に合った買い方」が節約のポイントになります。



平均を知れば自分たちの食費も見えてくる!
食費を減らすためにやめたいこと3つ
「これをやめるだけ」でムダな出費をグッと減らせるポイントがあります。
ここでは、50代夫婦2人暮らしの食費を圧迫しがちな「やりがちな3つの習慣」を紹介します。
ひとつでも当てはまったら、今日から少しずつ変えてみませんか?
買い物の回数が多すぎる
買い物のたびに、つい「余計なモノ」も。
1週間に何度もスーパーへ行くと、その都度「お菓子」「特売品」「なんとなくの惣菜」など、予定外の出費が重なります。
気づけば1回の買い物で1,000円以上余計に使っていることも。
たとえば週3回買い物して、毎回余分に1,000円使っていれば、月に1万2,000円のムダです。
回数を減らすだけで、自然と支出が減るのは大きなメリットですね。
週1〜2回にまとめて買い物する習慣に変えるだけで、意外と簡単に節約できますよ。
割高な食材を買い続ける
高級食材を「日常使い」にしていませんか?
和牛のステーキ、旬を過ぎた高価なフルーツ、加工された冷凍食品。
これらは、味も良いけれど価格も高め。
日常的に取り入れていると、あっという間に食費が膨らみます。
特に50代は「子育てが落ち着いて、自分たちに贅沢を」と感じる時期でもありますが、外食や高級品は「たまの楽しみ」にとどめておくと、バランスの良い家計が保てます。
日常は旬の野菜や安くて栄養のある食材を賢く選ぶのがポイントです。
食材を使い切らずに捨ててしまう
冷蔵庫の中、チェックしていますか?
野菜がしなびたり、肉や魚の賞味期限が切れたり……
気づかぬうちに「捨てる前提の買い物」になっていることもあります。
食品ロスはそのままお金のムダ遣いです。
使い切れる量だけを買い、使い切る前提で献立を考える。
シンプルですが、この意識だけで冷蔵庫の中がスッキリして、結果として食費の節約にもなります。



まずは「やめること」から始めてみよう!
今日から始める食費節約の工夫5選
ムリせず毎日の食費を減らすには「ちょっとした工夫」がカギです。
特別な道具や技術は不要。
誰でも今日からすぐに取り入れられる方法ばかりです。
ここでは50代夫婦にぴったりな、ラクに続けられて効果が見える節約の工夫を5つご紹介します。
まとめ買いをする
まとめ買いは節約の第一歩。
週1〜2回のまとめ買いにすると、「ついで買い」を防ぎやすくなります。
さらに、まとめて買えば食材の使い回しもしやすく、献立のバリエーションも広がります。
たとえばキャベツ1玉を買って、1日目はサラダ、2日目は炒め物、3日目はスープに。
1つの食材で何通りも使えるので、ムダなく使い切れます。
買い物メモを作っておけば、余計なものを買わずに済みますよ。
特売日を活用する
特売日は見逃せないチャンス。
近所のスーパーには「火曜市」や「肉の日」「野菜の日」など、週ごとの特売日がありますよね。
よく使う食材を特売日に狙って買えば、自然と節約になります。
豚肉が100gあたり30円安くなっていた場合、500g買えば150円の差。
月に4回あれば、600円の節約です。
小さな差も積み重ねれば大きな成果になります。
チラシアプリやスーパーのLINE登録で、事前にチェックしておくと便利です。
使い切れる量だけ買う
「安いから」と買いすぎていませんか?
量が多くお得に見えても、使い切れずに捨ててしまっては本末転倒です。
少し割高でも自分たちに合った量を買うほうが、最終的にはコスパが良くなります。
冷蔵庫に余っているものを把握してから買いに行くのも大事なポイント。
必要なものだけ買う習慣をつければ、ムダ買いも防げますよ。
冷凍保存を活用する
冷凍は節約の強い味方。
安いときにまとめて買ったお肉や魚は、すぐに小分けして冷凍。
野菜もほうれん草やキノコ類などは下処理して冷凍すれば、長持ちして料理の時短にもなります。
鶏むね肉を500g買って冷凍しておけば、炒め物やスープなどいろんな料理に使い回せます。
無駄なく使い切れるから節約にもつながります。
冷凍ストックがあれば「今日は買い物行かなくてもいいか」と思えて、ついで買いも減らせますよ。
週の献立を考えておく
献立を考えておくと、買い物も調理もラク。
1週間分の献立をざっくり考えておけば、必要な食材が明確になります。
無駄が減るのはもちろん、「今日は何作ろう?」という悩みもなくなります。
たとえば、日曜に「月曜はカレー」「火曜は焼き魚」などと決めておくだけでもOK。
特売日に合わせてメニューを組むと、よりお得に買い物できます。



できることから1つずつ試してみましょう。
無理なく続ける節約ごはんのアイデア集
節約ごはんは「質素でつまらない」なんて思っていませんか?
でも、アイデア次第でおいしく、満足感たっぷりの食事ができます。
ここでは、毎日の献立に取り入れやすい「節約ごはん」のアイデアを5つご紹介します。
野菜たっぷりスープ
スープは栄養もボリュームも満点。
冷蔵庫にある野菜を一気に使えて、満腹感もばっちり。
味噌汁やコンソメスープ、中華風スープなど、味のバリエーションも豊富です。
たとえばキャベツ、にんじん、玉ねぎ、冷凍キノコを使った具だくさんスープは、1杯で主菜にもなります。
作り置きしておけば、朝食や小腹が空いた時にも重宝します。
作り置きおかず
平日の調理をラクにする救世主。
ひじきの煮物、きんぴらごぼう、鶏むね肉の甘酢炒めなど、冷蔵庫で3日ほど保存できるおかずを数種類作っておくだけで、日々の食事がグッとラクになります。
作り置きは食材を使い切るのにも役立ち、結果的に食品ロスも減らせます。
冷凍可能なおかずなら、週末にまとめて仕込むのがおすすめです。
ごはんを主役にした献立
主役はごはん。節約でも満足感あり。
丼もの、チャーハン、炊き込みごはん、おにぎりプレートなどごはんをメインにしたメニューは、おかずが少なくても満足感があり、食費も抑えられます。
たとえばそぼろ丼なら、鶏ひき肉と卵があればOK。
ネギや大葉などをのせるだけで彩りもよく、ボリュームたっぷりな一皿になります。
安くて栄養ある食材
節約=栄養不足ではありません。
豆腐、もやし、卵、鶏むね肉、旬の野菜などは安くて栄養価も高い食材です。
とくに豆腐やもやしはかさ増しにも使えるため、ボリュームアップにぴったり。
これらをベースに味つけや調理法を変えるだけでバリエーションも広がり、飽きずに続けられます。
おやつも手作りで対応
市販のおやつは高くつく。
クッキー、蒸しパン、寒天ゼリーなどは、家にある材料で簡単に作れます。
小麦粉、卵、砂糖があればアレンジも自在。
手作りなら余計な添加物も避けられます。
おやつも「食費の一部」と考えて、楽しみながら節約につなげていきましょう。



おいしく節約、ごはんも楽しもう♪
まとめ:50代夫婦2人の食費と節約アイデア
今回は、50代夫婦2人の食費と節約アイデアを紹介しました!
- 平均額と自炊・外食の比率
- 節約でやめたい習慣
- 毎日続けられる工夫
この記事では50代夫婦2人の食費の全国平均と、外食と自炊のバランスを紹介しました。
さらに食費がかさむ習慣をチェックし、節約につながる毎日の工夫をまとめています。



料理が苦手でも続けられる方法がいっぱい。



うちもついやってたムダな習慣がわかった。
今の生活にムリなく取り入れて、楽しく節約を始めてください。
コメント